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【棒銀一筋】加藤一二三の魅力【神武以来の天才】

[最終更新日:2007年2月11日]

食べ物

考えるのが面倒くさいので、対局中は昼食・夕食共おなじものを食べる。また、おやつ等なんでも大量に食すことでも有名。囲碁将棋を問わず対局中の棋士は極度の緊張状態にあるため、あまり食が進まないのが普通とされている。加藤の食欲を目の当たりにし、「この人には絶対勝てない!」と棋士になる夢を捨てた奨励会員は多数と言われている。

うな重

最も有名。別冊サライで紹介されるくらい有名。「ふじもと」のうな重2100円。「ふじもと」以外では南千住の「尾花」がお勧めとのこと。

 対局中の食事は決まったものしか食べない。ここ十年近く「ふじもと(将棋連盟近くのうなぎ屋)のウナ重、二千百円」が定番だった。いつも上着のポケットに千円札二枚と百円玉一個のセットが二つ入っている。昼食用と夕食用。注文と同時に現金が出せるようにしてあるのだ。
鈴木宏彦「世代交代の波もなんのその、加藤一二三はいまだ健在」
別冊宝島編集部編『戦う将棋指し2』2000年,231頁

てんぷら定食 (2006年1月1日更新)

うな重以前に5年ほど続いた。店は将棋連盟地下にあった「歩」。「加藤先生が利益率の低い天ぷら定食を大量に食べたから歩は潰れたのだ」と、一部の間では信じられている。

 谷川は皆と同じレストランのテーブルにつき、加藤は別の和食店でひとりだけの天ぷら定食。とすると、昨日の昼と夜、それに今日と三食つづきの天ぷらになるが、大丈夫かという気と、なるほど人物だわいの感嘆を、私は交錯させる。 井上光晴「第四十一期名人戦第一局観戦記」毎日新聞社『第四十一期将棋名人戦全記録』1983年,16頁
 松の内なのでカツ丼しか用意していないという係の者に、天ぷら定食はできないのかと再度問い返す加藤棋王の金時に似た顔には、まるで童子の表情に浮かぶ理不尽さがあふれていて、そこにけれん味の形もなかった。
井上光晴「第二十八期王将戦第二局観戦記」『一九八九年の挑戦者』筑摩書房,1984年,132頁

特上寿司

ある時から「中根」の特上寿司を注文するようになり、ファンや関係者を心配させた。理由はどうやら「ふじもと」の味が変わったかららしい。うな重と同時に注文することもある。

パン (2005年9月18日更新)

”うな重”や”寿司”を好むことで有名な加藤だが、実はパン派であるらしい。

955 名前:まるごとトーク 投稿日:04/10/02 23:11:28 ID:LZCSr/Ls
まるごとトークの内容を張っときます
たぶん2003年初夏くらいに放映されたものだと思います。

たえこのアンサー10

Q1.朝食は、ごはん派?パン派?
A1.パン派ですね。
Q2.今朝は何を食べましたか?
A2.今朝は果物と、えー、パンですね。スイカ!
掲示板より
 食事の注文の時が面白いらいしい。
 対局中、関係者が「加藤先生、ご昼食は?」と、そっとメニューを差し出す。すると加藤「うん、そうね」といってから”長考”に入るらしい。対局相手の食事は、もうとうに決まっている。また関係者がいいにくそうに催促する。「あのう、昼食は?」
 すると加藤、「あっそうか」と、また”少考”したあと、まるで機関銃の玉のように食べ物の名が出てくる。
 「そうそう、トースト八枚に二倍のオムレツ、それにホットミルク、ミックスジュース、コーンスープ。飲み物は全部二杯ずつ」ね」
 トースト八枚というのはちょっと信用しかねるが、ともかく山のように積んであるのを見かけたという人は多い。席に着いた加藤は、それをまるで”秒読み中”のごとく次々と片付けてしまうというのだ。
能智映『愉快痛快棋士365日』 日本将棋連盟,1982年,19頁

板チョコ

明治製菓の板チョコが好物。数枚重ねてかぶりつくこともある。

 有名なのはチョコレートで、これが大好物。といっても、昔からあるM製菓の板チョコしか食べない。銀波荘で対局したとき、それを注文され、近くで買って出したが、新製品だからだめだという。結局、古典チョコを求めて隣町まで行き、やっと見つけたそうだ。
そのチョコの食べ方も、普通でない。普通の人は、銀紙をむき、小さく折って口に運ぶ。加藤さんは、大判のチョコの銀紙をペロリとむき、両手で持ってかぶりつく。それはちょっとした迫力だった。
河口俊彦『将棋界奇々怪々』 NHK出版,1996年,293頁
昨日は階下の自販機でKit Katのチョコレートを買う。
食べる時、同じタイミングで隣の現役50数年の大先輩がカバンから出した物、何気なく箱をみたら、GODIVA! ヒョエーこっちは100円なのに、あちらは数千円もする高級品とは気合が違いすぎる!
良き家庭人としても評判の大先輩、この時期だから奥様か娘さんからのプレゼントだろうが、60歳過ぎて闘争心を保つ秘密を見た気がした、凄えー。
ナルゴンの英会話サロン経営日記 2007年2月10日

バナナ

おやつに食べる。夕食後のおやつでも食べる。十数本のバナナを房からもがずにたいらげたとの話もある。

 夕食は六時十分。七時に対局が再開し一時間ぐらいたったころ、バナナを注文する。
 たまたま記録係だった東君がカゴいっぱい買って来て渡すと、それを全部アッという間にたいらげた。見ていた東君は「この人は天才だ、強い、つくづくそう思いました」。
河口俊彦『将棋界奇々怪々』 NHK出版,1996年,293頁

 (2005年9月18日追加)

夕食時にうな重とともに桃(大玉200円)を5個前後注文する。そして、皮を剥かずにかぶりつく。桃汁の付いた指で駒をチョンチョンするかどうかは定かでない。

カルピス (2005年9月18日更新)

ポット一杯のカルピスを注文し、瞬く間に飲み干す。ちなみにデビュー当時の松田聖子もカルピスが好きでスタジオにカルピス入りのポットをもって仕事してたらしい。

 一昨年の棋王戦の時だ。対局開始と同時に加藤が「飲み物を―」と注文した。それがすごい。「カルピスが欲しいな。そう、ジャーにいっぱい入れてきてください」
 棋王戦の五番勝負の際中というと、二月か三月、恐らくまだ寒い日のはずだ。では、二日酔いか?いやいや違う。加藤は「パウロ」の洗礼名を持つ敬虔なカトリック信者なのだから―。
 「ともかく、その二リットル入りのジャーが午前中でカラッポになっちゃったんだよ」と、大きな体の田辺記者もあきれ顔。「相手の米長さんも”すごいねえ”と感心しきりだったよ」と教えてくれたものだ。
能智映『愉快痛快棋士365日』 日本将棋連盟,1982年,20頁